●標本解説『テンシノツバサガイ』

テンシノツバサガイ 標準和名:テンシノツバサガイ

英  名:Angel wing
学  名:Scobinopholas costata
分  類:
ニオガイ科(Pholadidae)
【分布】アメリカからブラジルまでの潮間帯など浅い泥底や岩場。

【解説】殻は純白から少し桃色かかり、殻の上には放射肋があり、前の方でギザギザになっている。このギザギザを動かして、軟らかい岩や泥に穴をあけて、その穴の中に60cm以上潜入してすんでいる。この仲間にはカモメガイやモモガイがあり、岩に穴をあけて(穿孔)、その中にすむ性質がある。また、カモメガイモドキなどは木に穴をあけてすむ。



【展示されているテーマ】
貝の形と色
美しい貝

最終更新日:1997-05-22(木)
〒424 静岡県清水市三保 2389
     東海大学社会教育センター
        インターネット活用委員会