●標本解説『ボウシュウボラ』

ボウシュウボラ 標準和名:ボウシュウボラ

英  名:Saul's triton
学  名:Charonia sauliae
分  類:フジツガイ科(Cymatiidae)

【分布】房総半島以南、沖縄までの外洋、水深10〜20mの浅海に普通にすむ。

【解説】殻はホラガイに似て大きく堅い。黒褐色の斑点があり、縦張肋は強く、結節留もある。冬にトックリホウズキと呼ばれる乳頭状の透明な卵のうに紅色の卵を多数入れて産む。肉食で、ヒトデやナマコを捕らえて食べる。肉は食用。



【展示されているテーマ】
貝の色と形
美しい貝

最終更新日:1997-05-09(金)
〒424 静岡県清水市三保 2389
     東海大学社会教育センター
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