シリーズ:季節の海の生きもの(シラスウナギ)

シリーズ:季節の海の生きもの(シラスウナギ)
2003年3月8日〜「クロコ」になってしまうまで
3月末までは難かしいかも…

展示は2003年4月1日に終了しました。

シラスウナギ

うなぎ うなぎ科 Anguilla japonica

 ウナギは秋になると産卵のために川から海へと移動します。海で生まれた赤ちゃんたちは細い葉っぱのような形をしたレプトケファルス幼生をへて、親と同じ姿の「シラスウナギ」になります。

 冬から春にかけて川の近くにやってきて、夜に川を上がります。川の生活に入ってもしばらくは体が透明なシラスウナギですが、しだいに黒くなって「クロコ」と呼ばれるようになります。

 ウナギは人工的に卵を生ませて、親と同じ姿になるまで育てるのが大変に難しい魚です。そのために12〜4月にかけて川に上がってくる赤ちゃんたちを採集して、養殖に使っています。

 これは浜名湖でとれた赤ちゃんたちですが、最近は日本各地で採れなくなってきており、心配されています。



●お知らせ(What's new)のページに戻る
 ●海洋科学博物館の企画・特別展ページに戻る
  ●社会教育センターのホームページに戻る

最終更新日:2003-04-01(火)
〒424-8620
 静岡県静岡市清水三保 2389
  東海大学社会教育センター
     インターネット活用委員会