■ 海洋科学博物館科学博物館部門常設展示

はじめに

ノア画像による地球儀  『海洋科学博物館』の科学博物館部門は博物館の二階にあり、マリンサイエンスホールとメクアリウム(機械水族館)に分かれています。そのうち、1986年に開設されたマリンサイエンスホールは、直接手を触れたり、実験装置を動かしたりして、楽しみながら海そのものを理解してもらう展示をしています。
 海、特に深海には、まだまだ私たちの利用できないでいる貴重な資源がたくさんあります。それを、どうにか取り出して、役に立てたいと思います。マリンサイエンスホールでは、そういった工夫や研究の一部を見ていただこうと考えています。
 水族館部門でかわいい魚たちを見学し、その魚がすんでいる『海』について、その特徴を考えてみましょう。

展示場案内

分岐用平面図
 マリンサイエンスホールはスロープを登った建物の二階にあります。このスロープ(水色に塗られた部分)はマリンサイエンスホールへの導入として使われており、色々な展示がされています。

 マリンサイエンスホールは、4つの展示ゾーンに分かれています。最初のゾーンは海に起きる自然現象を展示した「海のすがた」で、海流や波、など皆さんがイメージしやすいテーマを選んで展示しています。
 次は「海をしらべる」というコーナーで、どうして海を調べたり研究したりしなければならないのか、どうやって海のことを調べるのか、というテーマで実物の調査機器や調査風景などの映像を使って展示しています。
 そして、その結果どういうことが分かったのか、ということが展示されている「海をひらく」に移ります。ここでは海の持つエネルギーや資源について模型や実験装置を使って解説しています。

 また、「海をしらべる」のコーナーの終りから「海の生きもの」が始まります。マリンサイエンスホール中央に展示されているピグミーシロナガスクジラの実物骨格標本を中心に、海の生きものに関する展示がされています。

 この他に「企画展示室」(ピンクのゾーン)、「マリンインフォメーション(海の情報コーナー)」(緑のゾーン)などを利用して、海に関するいろいろな情報を見ることができるようになっています。隣のメクアリウム内にある3Dハイビジョンシアターでは、とても飼育できないような大きな生物の立体映像がお楽しみいただけます。
 また、屋外には博物館の裏庭と前庭に巨大な作業機器があり、その他にも津波のおそろしさをミニチュアであらわした「津波実験水槽」や、波を起こす「波浪水槽」などがあります。


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最終更新日:2000-10-05(木)
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