■ 海洋科学博物館の普及活動

皆さんが博物館を利用する場合、博物館の展示を見るだけでなく、博物館が実施している催しに参加する方法があります。
各博物館では、それぞれの館の特徴を活かした催しを行っていますから、積極的に參加することで、博物館の展示からだけでは得られない知識や情報を得ることができます。
ここでは、ほぼ毎年行われている行事をご紹介します。
- ●海のはくぶつかん写生コンクール
- 中学生以下の子供たちの写生コンクール
・時期:春休みの間の3日間
・定員:なし
・費用:300円(画用紙代ほか実費)
・過去の参加者数、入賞者など
《担当者からの一言》
入園入学、進級のシーズン当館では、子供たちが美しい魚やめずらしい海の動物を知り、海洋の正しい知識を高めるために、海のはくぶつかん写生コンクールを開催しております。参加資格は小中学校児童生徒・幼稚園保育園所の幼児です。画材はクレヨン、クレパス、水彩などです。
- ●サマースクール「もっと魚を知ろう」 今年度の募集要項
- 小学校五年生を対象としたサマースクール
・時期:夏休みの間の2日間
・定員:60名
・費用:2,500円(テキスト代、実習材料費、保険料)
《ちびっこたちへの一言》
この夏おもいっきり魚博士になろう。水族館で魚を飼っているようすを見学しよう。水族館の魚は何を食べているのかな。三保の海でどんな魚がとれるかな。エサの時間に魚たちの食事見学をしたり、地引網でとった魚の種類をしらべたり、タッチングプールで魚の泳ぎ方などをかんさつしよう。
- ●サマースクール「三保の海を調べる」 今年度の募集要項
- 小学校六年生を対象としたサマースクール
・時期:夏休みの間の2日間
・定員:60名
・費用:2,500円(テキスト代、実習材料費、保険料)
・近年の参加者数など
《ちびっこたちへの一言》
三保の海べにすむ魚やその環境を地引網でしらべたり、東海大学の海洋調査船にのって、この夏「海の何でも博士」に挑戦しよう。海洋調査船では、みんなの知らない水深1000mの海水を採集。深海の水は太陽がとどかないから冷たいのかな。海にすむ小さな生き物たちプランクトンをとって、形をしらべたり、空気のかんづめをつくって海に沈める水圧実験。缶がぺちゃんこになるのはどのくらいの深さかな…海にでてたしかめよう。
- ●海と魚の探究セミナー
- 大人を対象としたセミナー
・時期:11月上旬の2泊3日
・定員:25名
・費用:22,000円(テキスト代、実習材料費、保険料、宿泊食事代)
《担当者からの一言》
夏に開催される大人を対象としたセミナーです。2泊3日の日程で、今までに夜の水族館見学、ウミボタルの発光実験、生きた化石「ラブカ」の不思議な謎にせまる、ウニの標本作り、三保の海岸で地引網など行いました。毎年内容は変わり、新たな発見を目にすることができると思います。
- ●企画・特別展
- 海洋科学博物館の展示にはストーリーがあり、各展示はそのストーリーに従って展開されています。しかし、時にはストーリーから外れるようなテーマの展示をしたい場合があります。
このような時には、企画展や特別展という形で、常設展示のストーリーを乱さないように配慮し、より多くの情報をご紹介しています。
最終更新日:2003-06-12(木)
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東海大学社会教育センター
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