基礎教育部門
清水教養教育センターには海洋学部の自然科学関係学科の基礎科目 (数学、物理、化学、生物、情報)を担当する基礎教育部門があり、 現在、12名の教員が基礎科目を担当しています。 ここでは、自然科学関係学科の低セメスター学生に対する初期値設定を行うという教育理念のもとで教育活動を展開しています。 本来、学部教育は、どのような人材を社会に輩出するかという人材像に基づき、 カリキュラムを通して具体化していきます。 しかし、中等教育における多様化の結果、低セメスターの段階で授業内容に対応が困難な状況に直面する場合も見受けられます。 そこで、 このようなケースに対応するため、基礎教育部門では、 本来の教育活動を側面から支援する目的で「基礎教育相談室」を常設し対応を行っています。
基礎教育相談室
「分からない事」を一生懸命悩む事はとても大切です。大いに回り道をして下さい。 でもそんな君を相談室は応援します。毎セメスタ-100名以上の来室者があります。 悩んでいるのは君だけではありません。積極的にかつ気軽に利用しましょう。
- 数学担当者:占部(8408研究室)
- 物理担当者:佐藤(8308研究室)
- 化学担当者:金子(8142研究室)
- 生物担当者:山崎(8141研究室)
- 情報担当者:田中(8445研究室)
教員紹介
石井 洋 准教授
いしい ひろし
研究室 8230
陸水や海水中に生息する様々な微生物を探索し、それら微生物の有害物質に対する特性についての研究を行っています。 特に有害物質に対しての耐性や分解のメカニズムを解明することを目的としています。
占部 正承 教授
うらべ まさつぐ
研究室 8408
空間内に配置された点集合とそこに潜む性質を調べています。例えば「夜、満天の星空を見上げると、それらの星を頂点とするいくらでも大きな凸多角形を見つけることができませんか?」この様な事を毎日考えています。
大場 真 教授
おおば まこと
研究室 8244
専門は有機合成化学、有機典型元素化学、生体物質化学です。アミノ酸を利用した不斉合成、安定同位体標識化合物の合成、テルルの特徴を利用した新しい反応の開発などに取り組んでいます。
金子 友彦 教授
かねこ ともひこ
研究室 8142
材料化学、特に炭素材料について研究しています。炭素は木炭やシャ-ペンの芯から原子力発電、スペ-スシャトル、燃料電池やi-Padまで、その多岐にわたる特徴を利用して重要な材料として使われます。
佐藤 実 講師
さとう みのる
研究室 8308
物理教育研究、宇宙エレベーター、ニュートン力学概念などの物理学の概念理解について、地球と宇宙をケーブルで結ぶ宇宙エレベーターについて研究をしています。
田中 昭彦 教授
たなか あきひこ
研究室 8445
海の色は時々刻々と変化し,様々な色を呈します.その海の色から得られる海中の情報について研究をしています.また,水中における光の分布に関する数値実験も行っております.
丹 佑之 講師
たん ひろゆき
研究室 8144
光と音を用いた画像情報処理の研究を行っている。また、沿岸域を中心とした海色リモートセンシング技術(光学測器開発・データ解析アルゴリズム開発)や知能ロボットを用いた機械制御に関する研究も行っている。
細野 潔 教授
ほその きよし
研究室 8321
グラフ理論等を用いて解かれることが多い、離散幾何学。広くは離散量を用いて研究される組合せ論。
松野 俊一 准教授
まつの しゅんいち
研究室 8145
物理理論。ある物はどうして電気を流し、別のものは流さないか、といった事を調べる学問です。今では超伝導、つまり全く摩擦なしに流れる電流現象を主に調べて来ましたが、摩擦が重要になる現象も研究しようと思います。
山崎 剛 准教授
やまざき つよし
研究室 8141
専門は生体防御学、免疫学、細菌学です。マクロファ-ジに取り込まれた細胞内寄生菌をタ-ゲットにしたワクチンの開発、抗原特異的T細胞の誘導法について研究しています。海の生物の生体防御機構にも取り組む予定。