どんなところ|何してるの|種類|働く人|マメ知識

博物館で働く人って

学芸員といいます

 博物館で展示をしたり資料を研究するような時には、どうしても専門の知識を持つ人が必要になります。このような仕事をする人を学芸職員と呼び、国で決めた資格を持った学芸職員を『学芸員(がくげいいん』、資格を持たない人を『学芸員補』といいます。

 博物館を建てて、登録博物館として認定されるためには、必ず『学芸員』が必要になります。学芸員の資格を得るためにはいくつかの方法がありますが、国家試験を受けたり大学の学芸員課程を履修するのが一般的です。また、学芸員になるためには一年間の実務経験が必要となり、大学で単位を取得したり国家試験に合格した上で、一年間は学芸員補として経験を積んでいる必要があります。

どんな人なのかな

 学芸員は上に書いたように、博物館の中で展示を考えたり資料の研究をする博物館の専門家です。でも、研究がしたくて研究所で働いている人とは違い、博物館が好きだから博物館に入って研究している、という人がたくさんいます。

 『どんなところ』のページにも書きましたが、博物館は皆さんの『謎解き』のお手伝いをすることが目的ですから、学芸員は自分が研究した内容を何とか皆さんにわかってもらおうと、いつも考えています。ですから、皆さんがどんな疑問を持っているのかということにとても興味があります。どんどん質問して皆さんの疑問を教えてください。


最後に書き直した日:2000-10-30(月)
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