本研究室では,駿河湾の深海底曳網で採集されるサメ類を中心に,生態と汚染に関する研究を行っています.しかし,サメ類を研究する場合でも,周辺に生息する餌生物について知る必要もあり,同所に生息する生物の生態や生物学的特性について研究しています.底曳網では深海魚のみではなく,エビ・カニなどの甲殻類,イカ・タコなどの頭足類,腹足類,蛇尾類,棘皮動物類,多毛類など・・・・200種前後の様々な深海生物が採集され,研究試料として利用しています.なかには,タカアシガニ,アンコウ,アカザエビ,アオメエソ,ユメカサゴなど水産的利用価値が高く,高級食材としても利用されています.また,いまだ未利用で今後利用の期待される生物達も多く含まれています.
 下の写真はごく一部ですが,これら生物の名称はわかりますか?正解は海洋生物学科で!

本学科だから扱える研究試料−深海生物 1








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