■ 講演会『静岡県の自然』講演者

■ 講演者のプロフィール(1996年10月1日現在)

高橋真弓(たかはし まゆみ)
 日本を代表する昆虫研究家のひとりで、高等学校で生物学を教える傍ら、蝶類の分類と生態について永年続け、静岡県周辺の蝶類の分布の研究から、キマダラヒカゲ属が2種であることの発見を通して日本列島全体、さらに現在では世界的視野にたってシベリアなどへ調査・研究を続けている。著書には、「チョウ−富士川から日本列島へ」ほかがある。
 1934年生まれ。静岡大学文理学部卒。静岡東高校講師。元静岡高校教諭。
 日本鱗翅学会理事、静岡昆虫同好会代表。

杉野孝雄(すぎの たかお)
 静岡県の植物地理学の代表的な研究者。現在は静岡県の植物、特に水湿生植物や貴重な植物が急速に失われていく実態を明らかにし、保護と保全対策などを検討している。静岡県の植物についての著書も多い。
 元磐田南高校教頭。
 掛川草の友会会長、遠州自然研究会理事、静岡県文化財保護審議委員。

三宅 隆(みやけ たかし)
 静岡市日本平動物園の獣医としてまた飼育課長としてよく知られた方で、日本野鳥の会静岡支部の代表として自然保護や自然観察などに活躍されている。
 現在は静岡市南保健所勤務。
 日本野鳥の会静岡支部長。

小林弘治(こばやし こうじ)
 東海大学海洋科学博物館の学芸員(水族課長)。江ノ島水族館、金沢水族館、三津天然水族館などでも勤務し、海産魚類の生殖についての研究を行っている。
 1943年生まれ。静岡県立焼津水産高校卒業。水産学博士。

柴 正博(しば まさひろ)
 東海大学自然史博物館の学芸員。静岡県の中西部、特に静岡・清水地域の地質や御前崎〜掛川地域の新生代の地質や化石を研究している。編・著書には「日本の地質中部地方T」や「静岡の自然をたずねて」などがある。
 1952年生まれ。東海大学大学院海洋学研究科修士終了。理学博士。

最終更新日:1996-11-17(日)
〒424 静岡県清水市三保 2389
     東海大学社会教育センター
        インターネット活用委員会