■氷河時代と人類
オオツノジカやマンモスは氷期を代表する動物で、これらの衰退は人類の発展と大きく関係しています。人類は200万年程前に出現し、氷期とともに、それを克服するために道具や火を利用して発展してきました。
私たちの身のまわりの自然の多くは,この時代にほとんど形成されています。さらに、人類はこの自然を利用し改良して生活の基盤を形成しました.ヒトとかかわる自然のおいたちを理解することは、私たち人類自身のおいたちを知ることにつながります。
■主な展示
- 人類頭骨標本
[展示標本]
- プロコンス アフリカヌス Proconsul africanus
- アウストラロピテクス アフリカヌス Australopithecus cf. africanus
- ホモ ハビリス Homo habilles
- ホモ ルドルフェンス Homo rudlgensis
- ホモ エレクトス Homo electus
- ホモ サピエンス ネアンデルターレンシス Homo sapiens neanderthalensis
- ホモ サピエンス Homo sapiens
- ウルム氷期の日本(パネル)
ウルム氷期(約7万〜1万年前)のころの地球はたいへん寒冷な気候におおわれていました。気温は現在よりも8℃も低く、海面は現在よりも100mほど下がっていました。
この時代に生きたヒトは旧石器時代の人類で、その頃日本列島にすんでいたナウマンゾウやオオツノジカを狩りしてくらしていました。その遺跡は長野県の野尻湖をはじめ全国でみつかっています。
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最終更新日:2001-11-12(月)
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東海大学社会教育センター
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