博物館は移動しました。このページは過去の展示記録なので、実際には見学できません。

■縄文時代の海

 氷河期が去り、地球がしだいに暖かくなると、海面は氷河のとけた水が加わって上昇しはじめました。そして、縄文時代の中頃(6000〜4000年前)になると、気候は現在よりむしろ暖かくなり、海面は今よりも高くなって海水が内陸の方まで入りこみました。

 当時の人々は現在の台地の上などで生活し、貝などの豊富な海の幸をとっていたのでしょう。その証拠に関東地方などでは内陸の台地のへりにそって数多くの貝塚が分布しています。貝塚には暖かな海にすんでいた貝の種類がふくまれていることから、この時代の海は今よりも暖かく、また海面は今よりも5mほど高かったと考えられています。

■主な展示


●新生代へ戻る
 ●生物のおいたちへ戻る

最終更新日:2001-11-12(月)
〒424 静岡県清水市三保 2389
     東海大学社会教育センター
        インターネット活用委員会