●東部地方

東部地方での蝶の分布

●富士山
 富士山の山頂は3776mの標高をもち、赤石山脈の最高峰北岳よりも584mも高いですが、「高山蝶」はまったく地分布していません。富士山の海抜750〜1600mの範囲に広がる草原には草原のチョウがたくさん見られます。ヒメシロチョウ、ヒメシジミ、ヒョウモンチョウなどのチョウは静岡県のほかの地域には分布していません。
●富士山の裾野に広がる草原
 ヒメシロチョウ、ヒメシジミ、ヒョウモンチョウなどが見られます。
●箱根山・愛鷹山
 この両火山はできたのが古いこともあって、森林がよく発達します。このアカガシ林にはキリシマミドリシジミが見られます。
●天子山脈
 富士山の西側を南北に走るこの山脈の海抜1500m以上の高地帯には、富士山には見られないウラジャノメが、また山裾にはギフチョウが生息しています。

   
[ヒメシロチョウ|ヒョウモンチョウ|ヒメシジミ|キリシマミドリシジミ]

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※このページは1996年10月に実施された特別展『静岡県の自然』の一部です。
最終更新日:1996-11-15(金)
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