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ゴビ砂漠の恐竜

 モンゴルでの恐竜化石の最初の発見は、1922年に人類の先祖の化石を求めてゴビ砂漠に入ったアメリカ自然史博物館の探検隊によってなされました。
 彼らは1930年までに5回の探検を行い、世界最大の恐竜化石の宝庫を発見しました。その後、ソ連隊(1946〜49年)やポーランド・モンゴル隊(1963〜71年)によって大規模に発掘が行われ、最近では日本やアメリカ、中国などと共同したモンゴルの調査隊によって恐竜の発掘が行われています。
 写真は南ゴビのバヤンザクの南の断崖。ここはアメリカ隊が恐竜の巣をはじめて発見した「炎の崖」です。

■主な展示

●モンゴルの地形と地質(パネル)

 モンゴル高原には南西部にアルタイ山脈、西部にハンガイ山脈、北東部にヘンテイ山脈があり、南部にはゴビとよばれる草がまばらにはえる荒れ地があります。モンゴル高原の北側半分は山地が多く、それらの山地は中生代より古い岩石や地層でできています。ゴビをふくむ南半分には低い山地のあいだに平原盆地が広くひろがり、その盆地は中生代後期の地層で埋まっています。恐竜化石は山地のへりに露出した中生代の盆地の堆積物の中から発見されます。

●恐竜のすんでいたころのゴビ砂漠

 ゴビ砂漠には中生代ジュラ紀のはじめ(今から2億年前)に大きな湖ができ、まわりの山地の隆起とともに山地と盆地の区別がはっきりしてきました。白亜紀のはじめ(1億4000万年前)には火山活動があり、湖が広くひろがりました。しかし、白亜紀後期(1億年〜6500万年前)になると、ゴビは山地の隆起で湖は干上がり、川の扇状地が広がりました。このころにはある時期に砂漠もありました。恐竜化石はおもにこの白亜紀後期の砂層からたくさん発見されています。

ゴビ砂漠で発見される恐竜化石(展示標本)


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最終更新日:2001-11-12(月)
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