博物館は移動しました。このページは過去の展示記録なので、実際には見学できません。

恐竜の食べ物(パネル)

 植物を食べる恐竜は、最大のもので1日に 140キログラム以上、もしも温血だとすると1トンの葉を食べていたと言われます。植物食の恐竜では、ジュラ紀(約2億年から1億4000万年前)の恐竜とその後の白亜紀(約1億4000万年から6500万年前)の恐竜では、歯の形やはえかわりの方法などがちがっていて、白亜紀の恐竜の歯の方が大量の葉や草木をかみ切きれるようになっています。このちがいは、ジュラ紀まではやわらかな葉の裸子植物が繁栄していましたが、白亜紀にはかたい葉や幹をもつ被子植物が裸子植物にかわって繁栄したことに原因があると言われています。
 肉食の恐竜は、他の恐竜などを食べていたのでしょう。竜脚類(アパトサウルス)の足跡に重なって同じ方向に歩いた獣脚類(肉食の恐竜)の足跡化石がアメリカのテキサスで発見されています。この足跡を残した竜脚類の恐竜は、追ってきた肉食の恐竜に食べられてしまったのでしょうか。


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最終更新日:2001-11-12(月)
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