博物館は移動しました。このページは過去の展示記録なので、実際には見学できません。

恐竜の大きさ(パネル)

 恐竜のうちで一番大きいものは、ブラキオサウルスの仲間の恐竜で、1979年にアメリカの西部で発見されたウルトラサウルスがもっとも大きいでしょう。
 体の長さが30メートル以上で、体重はおそらく 130トンはあったと考えられています。この恐竜の仲間は、植物食で、首が長くて、肩も高く巨大なクレーンのような体をもっています。
 なぜ大きくなったかについてはよくわかりませんが、これらの巨大な恐竜のすんでいたジュラ紀という時代はたいへん暖かかったので、このような巨大な動物が生きていく環境がととのっていたと考えられます。
 また、爬虫類は哺乳類とちがい、死ぬまで成長をとめない動物です。恐竜が変温動物とすると、ある程度体が大きくなると、体が大きい方が小さいものよりも、表面積が体積に対して小さくなるので、体温を保つためには有利だということも大きくなった原因かもしれません。


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最終更新日:2001-11-12(月)
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