標本解説 タルボサウルス

学 名: Tarbosaurus baatar

分 類:爬虫綱 主竜亜綱 竜盤目
時 代:中生代白亜紀後期
産 地:ゴビ砂漠、モンゴル
部 位:全身骨格

複製標本
原標本:ロシア科学アカデミー

【解説】
 見るからに凶暴な肉食の恐竜で、大きなあごとナイフのような鋭い歯、そしてがっしりとした大きな体をもっています。北アメリカ発見されるティラノザウルスと同じ仲間で、肉食恐竜としては最大級で、体長12m、体重が2〜5トンにもなっただろうといわれます。大きなあごやしっかりした後足にくらべとても小さな手しかもっていません。
恐竜食肉竜(カルノサウリア)のなかま


【関連標本】
 ・タルボサウルスの歯

【印刷物掲載】
 ・『ふれあいBOX』1995年4月号:アジア最大の肉食恐竜 タルボサウルス

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最終更新日:1996-05-26(日)
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