標本解説 イグアノドン

学 名: Iguanodon bernissartensis

分 類:爬虫綱 主竜亜綱 鳥盤目
時 代:中生代白亜紀前期
産 地:ベルギー、エイノー州ベルニサール
部 位:頭顎骨

複製標本
原標本:ベルギー王立自然科学博物館

【解説】
 イグアノドンの歯は、世界で最初に発見された恐竜の化石といわれています。この歯がちょうどイグアナの歯に似ていたことから、「イグアノドン」と名づけられました。1878年にベルギーのベルニサール鉱山でたくさんのイグアノドンの全身の完全な骨格が発見されて、イグアノドンがどのような動物だったかが明らかになりました。体長9m、体重が7トンの植物食の恐竜で、2足で歩行し、暖かな海岸の沼地などでくらしていたと考えられます。
恐竜鳥脚類


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最終更新日:1996-05-12(日)
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