標本解説 カマラサウルス

学 名: Camarasaurus supremus

分 類:爬虫綱 主竜亜綱 竜盤目
時 代:ジュラ紀後期
産 地:アメリカ,ユタ州
部 位:頭顎骨

複製標本
原標本:アメリカ自然史博物館

【解説】
 背骨の中に中空の室をもつことから、「小室をもつトカゲ」という名前がついた植物食の竜脚類に属する恐竜です。他の竜脚類の恐竜にくらべて体がやや短めで,厚みがあり,尾も短めです。体長は18m以下で、体重は18トンと考えられています。頭は太くて短く、大きな鼻が頭のてっぺんについていました。口には、平らで厚いスプーンのような形の歯が48本ついていて、おそらく葉などをかみきってたべていたと考えられます。カマラサウルスは北アメリカの西部から東アジアにかけての地域のジュラ紀後期の地層から発見されています。
恐竜竜脚類


【印刷物掲載】
・『ふれあいBOX』1995年3月号:首と尾の短いずんぐり型の竜脚類 カマラサウルス

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最終更新日:1996-05-21(火)
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