【解説】 現生のトラとほぼ同じくらいの大きさで、上あごに長くてサーベルのような形をした犬歯をもっています。サーベルキャットとも呼ばれ、その口は長い犬歯を自由に使えるように大きくをひらくことができました。この犬歯を使って、ゾウのように大きくて厚い皮膚をもった動物をおそったと思われます。アメリカ大陸では、マストドンゾウとともに更新世のおわりころまで生きていました。
【印刷物掲載】 ・『ふれあいBOX』1996年4月号:新生代の仲間たち 今日のごちそうはマンモス? スミロドン