【解説】 恐角目はアジアと北アメリカにすんでいて、始新世後期まで絶滅した有蹄類です。前頭と鼻、上あごにそれぞれ一対の角をもっていました。モンゴリテリウムは、もっとも原始的な恐角目の仲間で、クマぐらいの大きさで、胴は長く足は短く、湿った森林や、湖や沼のまわりにすみ、やわらかい植物を食べていました。
【印刷物掲載】 ・『ふれあいBOX』1996年7-8月号:新生代の仲間たち 角のない恐角類 モンゴリテリウム