標本解説 オオツノジカ

学 名:Megaloceros giganteus

分 類:哺乳綱 偶蹄目
時 代:新生代第四紀更新世後期(約70万年〜1万年前)
産 地:ヨーロッパ西部
部 位:全身骨格

複製標本
原標本:ロシア科学アカデミー

【解説】
 角の広がりは2.5m、体高は肩までの高さが2mもある大きなシカです。大きな角をささえるために、首の骨が丈夫にできていました。川や沼のまわりの湿った草原にすみ、冬になると南に移動しました。マンモスと同じように旧石器時代の人々の獲物となってほろんでしまいました。


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最終更新日:1996-05-21(火)
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