標本解説 エンテロドン

学 名: Entelodon major

分 類:哺乳綱 偶蹄目
時 代:新生代第三紀始新世〜中新世前期(5,500万年〜1,500万年前)
産 地:中央カザフスタン、ロシア
部 位:頭骨

複製標本
原標本:ロシア科学アカデミー

【解説】
体長 3m、高さ1.5mもある大きなイノシシの仲間で、大きな頭と強いあごと歯をもっていました。雑食性でなんでも旺盛に食べていました。エンテロドンはイノシシに似ている動物ですが、現在生きているイノシシとは類縁が遠いと考えられています。


【印刷物掲載】
 ・『ふれあいBOX』1997年1-2月号:新生代の仲間たち イノシシに似た絶滅動物 エンテロドン

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最終更新日:1997-04-05(土)
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