標本解説 エンボロテリウム

学 名:Enbolotherium sp.

分 類:哺乳綱 奇蹄目
時 代:新生代第三紀漸新世
産 地:ゴビ砂漠、モンゴル
部 位:頭骨

複製標本
原標本:ロシア科学アカデミー

【解説】
 大きさはゾウくらいで、形はサイに似ています。そり返った長い鼻の骨が特徴です。体を水の中に入れ、鼻の先だけ水の上に出し、かくれたりしていました。また、鼻の骨は、相手を攻撃する時の武器にも使えました。湖や沼のまわりにすんでいて、やわらかい水分の多い植物を食べていました。


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最終更新日:1996-05-21(火)
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