標本解説 ディメトロドン

学 名: Dimetrodon limbatus

分 類:爬虫綱 盤竜目
時 代:古生代ペルム紀前期
産 地:北アメリカ、テキサス
部 位:全身骨格
複製標本
原標本:ブリガムヤング大学

【解説】
 ディメトロドンは、背中に帆のようなものをもつ哺乳類型爬虫類で、背中の帆は体温調節に使ったと思われます。がんじょうな犬歯と噛み切り用の歯はこの動物がどうもうな肉食だったことを教えてくれます。ディメトロドンは、日本では恐竜図鑑などで恐竜として紹介されている例がありますが、恐竜ではなく古生代末に栄えた哺乳類型爬虫類です。


●化石標本一覧へ

最終更新日:1996-05-21(火)
〒424 静岡県清水市三保 2389
     東海大学社会教育センター
        インターネット活用委員会