(イトヨリダイ科) 魚の外形は細長いのですが、マダイと近縁種で「鯛の鯛」の形もマダイのそれと似ています。 | メガネウオ (ミシマオコゼ科) 近縁のミシマオコゼでは、頭の後ろの棘を支える骨との結合が強く「鯛の鯛」を分離できませんでした。 | |
タナカゲンゲ (ゲンゲ科) コブシカジカと同様に透明でしなやかなフィルム状の骨です。輻射骨が大きく発達しています。 | ウスバハギ (カワハギ科) 細長く、烏口骨の一部が伸びているのが特徴です。カルシウムが沈着して白く不透明になっています。 | |
ツマリトビウオ (トビウオ科) トビウオの中ではずんぐりしていますが、烏口骨には孔が開き、軽くて丈夫に作られています。 | ササノハベラ(上) (ベラ科) ブダイ(下) (ブダイ科) ベラとブダイは比較的近縁の仲間で、「鯛の鯛」も全体のプロポーションは似ています。それぞれの外見と同じ様な雰囲気をもつ「鯛の鯛」です。 | |
トウザヨリ (サヨリ科) サンマに近縁の魚です。烏口骨にも孔が開いています。魚の姿に似て、繊細な「鯛の鯛」です。 |
Aツムブリ(アジ科) Bオニカマス(カマス科) Cシイラ(シイラ科) コバンザメ(コバンザメ科) |
『海のはくぶつかん』Vol.23, No.2, p.2〜3 (所属・肩書は発行当時のもの)