■海のワークショップ

海を学ぶ、「総合的な学習の時間」への提案
水族館で学ぶ海、インターネットで学ぶ海

 来年度から高等学校に導入されることになっている「総合的な学習の時間」においては、生徒の個人の興味を尊重した自主的な学習が重視されると聞いています。四方を海に囲まれたわが国では、海に興味を持つ生徒も少なくないと思われます。しかし、実際に海に出かけて、海の生物や、海洋現象を調べるのは、陸上のそれに比べると大変な困難が伴います。

 そこで、海の生物を飼育している水族館を利用した「ミュージアムスクール」と、だれもが利用することのできるインターネットを利用した「情報学習」によって、海をテーマとした「調べ学習」のワークショップを開催し、「総合的な学習の時間」への提案を行います。


主催:東海大学海洋科学博物館・東海大学海洋学部
後援:静岡県・神奈川県・山梨県(申請中)・愛知県(申請中)各教育委員会
期間:2002年8月26日(月)から28日(水)
場所:東海大学海洋科学博物館(清水市三保 2389)
   東海大学海洋学部(清水市折戸 3-20-1)
対象:主として高等学校理科教員(どの地域の先生も歓迎)

募集人数:20名(最大30名)

参加費: 3,000円(傷害保険、テキスト、資料代などの実費)
宿泊費:12,000円(2泊食事6回、研修館:和室相部屋、バス・トイレ共同)
     個室ホテルご希望の方は清水駅周辺(バス30分)のホテルが便利です。

申込み方法:申込み用紙に必要事項を記入の上、郵送またはFaxで。
   電話(09:00〜17:00)と電子メール(sectu@scc.u-tokai.ac.jp)でも受付けいたします。
申込み先:東海大学海洋科学博物館 海のワークショップ係
      〒424-8620 静岡県清水市三保 2389 Tel: 0543-34-2385 Fax: 0543-35-7095
      [WEB] http://www.scc.u-tokai.ac.jp/sectu/kaihaku/topics/topic021.html
申込み期限:2002年8月15日(木)
   申込み多数の場合は抽選、こちらから結果を通知します。
申込み用記入事項
・郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、生年月日
・学校名
・電話連絡先:[ 自宅 | 学校 ]
・宿泊形態:[ 研修館 | ビジネスホテル | 不用 ]


プログラム

8月26日(月)
 13:00オープニング 挨拶、日程説明、自己紹介(博物館講堂)
 13:30〜14:30ゲスト講演:高校における総合的な学習の時間
(国立教育政策研究所 教育課程研究センター 総括研究官 鳩貝太郎先生)
 14:45〜16:15館内ガイド・ツアー(バックヤードを含む)
 16:30〜17:15実践報告:水族館で学ぶ高校生物:(元都立高教諭:福田 恵先生)
 17:30〜18:00海のトピック1.ウミホタルの発光実験
 18:00〜19:00夕食:大水槽前
 19:00〜20:00夜の水族館観察
8月27日(火)
 09:00〜12:00水族館で学ぶ海の生物
魚類の遊泳法と形態、魚類の呼吸と生態、(観察実技)
(海洋科学博物館 学芸員 西 源二郎)
ベラ科魚類の性転換、(解剖実技)
(海洋科学博物館 学芸員 小林弘治)
 12:00〜13:00昼食
 13:00〜15:00インターネットで学ぶ海の科学(実技)(海洋学部キャンパス)
 海象データーの活用と処理(海洋土木工学科 田中博通教授)
 衛星データーから水温を読む(地球環境工学科:岡田喜裕教授)
 15:30〜17:00海のトピック2.魚の泳ぎを利用したロボットの開発
(マリンデザイン工学科:加藤直三教授)
 夕食後自由討議の場を設けます。
8月28日(水)
 09:00〜11:00海のトピック3.海の環境問題(ゴミとミズウオ)
(海洋科学博物館 館長 久保田 正)
 11:00〜12:00まとめ
終了後に東海大学自然史博物館をご見学ください(入館料参加費込み)
オプション:プランクトン採集、ビーチ・コーミング


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最終更新日:2002-08-07(水)
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