2000年ミレニアム&東海大学海洋科学博物館30周年記念
特別展『たまご〜生命のカプセル〜』
たまご いのちのかぷせる
東海大学海洋科学博物館では、2000年代の始まりの年にちなみ、生命のスタートとも考えられる様々な卵を紹介し、卵を通して生物の多様な生残り作戦を知っていただきます。
■会 期■
■内 容■
春から秋にかけて、海の中は産卵・孵化のシーズンです。
魚の卵といっても、形も大きさもさまざま。中にはメスがオスの腹に卵を生みつけ、オスの腹の中で卵をかえして赤ちゃんを産む魚もいます。できるだけ多くの子孫を残そうと、それぞれ工夫されているのです。
特別展では、魚の産卵を中心にご紹介し、生命の多様性を知っていただきます。
なお、今回、アメリカ・ロサンゼルス市立カブリロ海洋水族館から、カメのように砂浜に卵を生むという魚・グルニオンの卵がやってきます。
グルニオンは早春から初秋の満月と新月から数日後の夜、ロサンゼルス南部の砂浜にやってきます。ダンスのような産卵行動をとりながら、砂に卵をうめます。10日ほど後の満潮の夜、波に乗って海 に出るまで、砂の中で孵化(卵からかえる)の時期を待つのです。
特別展会期内のゴールデン・ウィークと週末には、砂に埋まったままの卵を空輸し、「グルニオンの孵化実験会」をおこないます。生命の神秘を実感できるシーンをご覧いただけることと思います。
■今後の予定■
3月下旬
4月上旬
4月22日
5月3日〜7日