東海大学海洋科学博物館 ゴールデンウィークのご案内《第一弾

2000年ミレニアム&東海大学海洋科学博物館30周年記念

特別展『たまご〜生命のカプセル〜』
たまご いのちのかぷせる 

 東海大学海洋科学博物館では、2000年代の始まりの年にちなみ、生命のスタートとも考えられる様々な卵を紹介し、卵を通して生物の多様な生残り作戦を知っていただきます。


■会 期■

2000年4月22日(土)〜6月18日(日)

■会 場■
東海大学海洋科学博物館


■内 容■

 春から秋にかけて、海の中は産卵・孵化のシーズンです。

 魚の卵といっても、形も大きさもさまざま。中にはメスがオスの腹に卵を生みつけ、オスの腹の中で卵をかえして赤ちゃんを産む魚もいます。できるだけ多くの子孫を残そうと、それぞれ工夫されているのです。

 特別展では、魚の産卵を中心にご紹介し、生命の多様性を知っていただきます。

 なお、今回、アメリカ・ロサンゼルス市立カブリロ海洋水族館から、カメのように砂浜に卵を生むという魚・グルニオンの卵がやってきます。

 グルニオンは早春から初秋の満月と新月から数日後の夜、ロサンゼルス南部の砂浜にやってきます。ダンスのような産卵行動をとりながら、砂に卵をうめます。10日ほど後の満潮の夜、波に乗って海 に出るまで、砂の中で孵化(卵からかえる)の時期を待つのです。

 特別展会期内のゴールデン・ウィークと週末には、砂に埋まったままの卵を空輸し、「グルニオンの孵化実験会」をおこないます。生命の神秘を実感できるシーンをご覧いただけることと思います。

グルニオンってなに?

■今後の予定■

3月下旬

 自然界でのグルニオンの産卵プログラム参加のため、当館副館長がカリフォルニアに向かいます。

4月上旬

 4月上旬、カリフォルニアから卵が到着します。

4月22日

 特別展が開幕。当日第一回の孵化実験を実施します。

5月3日〜7日

 カブリロ海洋水族館から学芸員が来館し、孵化実験とレクチャーを開催する予定です。

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最終更新日:2000-04-02(日)
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