この会議は、世界の水族館関係者が集まり、飼育技術や展示活動の情報交換を通して、水族館の発展を目指すものです。
この会議の中で、鈴木克美東海大学海洋科学博物館副館長が水族館の理念について講演するほか、同海洋科学博物館の5名が研究発表することになりました。
深海生物の飼育について、博物館の教育活動について、新機械水族館の展示についてなど日頃の研究成果を発表します。同じ博物館から6名の報告者が出るのは同海洋科学博物館だけです。
水族館の先端をいくといわれるアメリカや、長い歴史を持ちながら常に斬新な試みを続けるモナコ公国など、世界各国から報告されるたくさんの事例を基に、見学者と海の生きものを結びつける、未来の「東海大学海洋科学博物館」像が浮かび上がれば……と期待しています。
●世界水族館会議のホームページ:http://www.sisnet.or.jp/nomurakougei/IAC96/