タンクの材質には、うすくても高圧にたえられるクローム・モリブデン鋼や、現在ではアルミが使われますが、海水につかるタンクはさびやすく、また、さびたタンクはとても危険です。タンクは3年ごとに検査され、ほかのデータとともに刻印されます。
J型バルブはタンク内の圧力が一定値(30kg/cm2)まで低下した時に、バルブ内のバネがはたらき空気の出が悪くなり空気の残量を知らせます。そこで、プルロッドを引いてバネの力をとりのぞくと、空気が開放されて出てくるしくみになっています。現在では、残圧計が開発されてこの必要がなくなり、ふつうK型バルブが使われます。