●メカニマル解説『ミツメムレツクリ』

標準和名 : ミツメムレツクリ
英  名 : Three-eyed beetle 学  名 : Triops congregans Masahiro 分  類 : 考えるメカニマル
【分布】メクアリウム、メカニマル・ラボのケース

【生態的特徴】
 ・電  源:DC12[V]×2(バッテリー駆動)
 ・モーター:推進用×2
 ・制  御:光及び電磁波検出によるランダムロジック

【形態的特徴】
 ・車輪を使って陸上を移動。
 ・ドーム型のボディからセンサの付いた首が立ち上っている。

【解説】
 生物の中には、たがいに集まって群れを作る習性を持つものがいる。その習性を機械で再現したのがこのミツメムレツクリ。ステージの照度を検出し、明るくなると動き出して仲間を見付けて群れを作る。
 遠いところにいる仲間には近付いて行き、近付きすぎると止まって様子を見る。基本的にはブラブラ歩きをするので、結果として仲間を見付けていない個体の後ろをゾロゾロと付いて歩くことになる。
 壁からは電磁波が出ているので、これを検出して壁にもぶつからない。時として壁と仲間にはさまれてイヤイヤ(発振)をすることもあった。1995年のリニューアルにより稼動展示を終了、現在はメカニマル・ラボで展示。

【当館での飼育場所】
メカニマル・ラボ

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最終更新日:1996-05-17(金)
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