口から入った食物は、消化され体内に吸収されて、初めて栄養分として役立ちます。三大栄養素の糖質(デンプン)・タンパク質・脂肪が、それぞれどんな消化液、消化酵素の作用を受けて分解され、どこに吸収されるかを模型で示してあります。また、消化できなかった残滓は、腸内細菌の働きで発酵分解され、糞便となって体外に出て行く様子も示されています。
肝臓は、成人で約1000〜1400gの重さの暗赤色をした、体内で最大の臓器です。昔から、「肝腎要(または「肝心要」)」という言葉に使われるほど、重要な臓器と認められてきました。
吸収した栄養素の処理や貯蔵、解毒、分解、排泄など、多岐にわたる重要な機能を備えています。その複雑な働きを、アニメを使って映像で解説したビデオ(5分10秒)で学んで下さい。
人体科学博物館は2000年10月30日をもって閉館いたしました。 永きに亙り、ご愛顧いただきありがとうございました。 このページは、足跡として残されていますが、 |