■ 感覚コーナー:皮膚で感じるしくみ

 皮膚はからだの内外を仕切る組織で、体液の逸失を抑えたり、熱の放散をして体内の過熱を防いだり、体外からの細菌の侵入を防ぐなど、からだの内部を保護する役割を持っています。

 また、外部からの障害に対する防衛線という役割もあります。このため、外部からの接触刺激に敏感な細胞(感覚細胞)が、皮膚のあちらこちらに点在しています。
 外からの刺激は、表皮の細胞から内部の細胞を通って、感覚細胞を刺激します。感覚細胞には4種類があり、それぞれ、触(圧)・痛(刺)・冷・温の刺激に反応して、電気の信号が生じます。この信号が知覚神経(感覚神経)を通って、大脳の体性感覚野に送られ、脳の細胞に作用して触覚や圧覚、痛覚、冷覚、温覚が感じられるのです。
 

■ 主な展示

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 人体科学博物館は2000年10月30日をもって閉館いたしました。

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最終更新日:2000-10-30(月)
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