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就職支援の流れ

自己分析

自己分析ですべてが決まる
就職活動の基本として大切なことは、正確に自己分析(自己理解)をすることです。
自分自身を理解し、自分の魅力を人にわかりやすく伝えられるようにすることで、よりスムーズに自己のPRに繋げることができます。
「将来の目標は何か」「どのような仕事に取り組みたいのか」など、自分の「軸」となるものを見つけることが重要です。

自己分析の方法
自己分析とは、自分自身を正確に理解し、
客観的な自画像を描くことです。
①自分の長所・短所
②今までで一番嬉しかったこと、辛かったこと
③大学生活で得たこと
④どんな友人がいるか
⑤これまで一番影響を受けたこと
⑥将来の夢は何か
⑦自分にはどのような能力があるのか
以上のポイントを参考に、自己分析ワークシートを作成してみましょう。

他人からの評価も大切
他人と言っても、親・兄弟・姉妹・親類・友人・先輩・恩師などの身近な人に、自分の性格などを聞くのも良いでしょう。自分では想像もつかなかった評価を知ることで、新しい自分を発見できます。

業界・企業研究

業界・企業研究の進め方
自己分析を基に自分は「何に興味や関心があるのか」ということが明確になれば、それに関連付けた分野や業界、会社を導き出すことができます。
「建設に関わる分野」「食品に関わる分野」「環境保全に関わる分野」など、漠然としたものからスタートすると研究のキッカケになります。
それぞれの業界は更に細分化されており、その中にはまたさらにたくさんの企業があります。業界におけるシェアの分布や、企業の規模、組織系列等を知ることも必要です。

業界・企業について調べる
企業に関する情報は、上場企業であれば情報公開が義務付けられています。非上場企業であっても、民間の信用調査機関等が独自に調査をし公開している企業もあります。
参考として以下のものを紹介します。
  ①会社四季報・会社四季報(未上場版)、役員四季報、日経会社情報
  ②帝国データバンク会社年鑑、全国各種団体名鑑
  ③週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド
  ④日本経済新聞、読売新聞、日経産業新聞、水産経済新聞、日本海事新聞
  ⑤キャリア就職担当資料コーナーの個別企業ファイル
  ⑥インターネットでの企業情報検索 (キャリア支援ナビなど)
   また、親兄弟や親戚、友人、知人、大学の先輩など身近な人から情報を得ることも必要です。
業界で実際に働いている方や、取引上の関係等から見た貴重な生の情報は、就職ミスマッチを防ぐ為にも非常に大切なことです。

主な業界(海洋学部関連を参考)

産業 内容
漁 業 海面漁業、内水面漁業、水産養殖業、海面養殖業、内水面養殖業
建設業 一般土木建設業、土木工事業、コンクリート工事業
食料品製造業 水産保存食料品、缶詰、調味料、パン・菓子製造
化学工業 化学肥料、化粧品、医薬品製造
機械製造業 産業用機械、自動車、船舶製造
情報サービス業 ソフトウェア、情報処理、インターネット業
運輸業 旅客鉄道、道路貨物運輸、外航・沿海海運、航空貨物、港湾運送業
卸売・小売業 水産物卸、食料・飲料卸。医薬品卸、百貨店、総合スーパー、飲食店
専門サービス 土木建築サービス、環境調査、地質調査業、旅行業、観光業
教育・学習支援業 水族館、博物館、学習塾
公務員 国家公務員、地方公務員、警察官、消防官

エントリーシート

概要
エントリーシートとは、企業が独自に作成している応募書類です。
会社説明会や面接の前に提出を求められることや事実上の一次選考となる場合も多いので、入念な準備が必要です。
質問は多岐に渡り、完成までには時間と労力が掛かります。記入するためには自己分析や企業研究が必要となるので、早めに準備を始めましょう。

記入上の注意
ポイントは、「わかりやすさ」と「自分らしさ」です。記入したら他者に読んでもらい、この二点や熱意が伝わるか、説得力があるかなどチェックしてもらいましょう。
所定の用紙に手書きで記入する場合には、まずコピーに下書きをし、誤字・脱字が無いように清書して提出します。
選考の際には、面接の資料にもなるので提出前に必ずコピーをとっておくことと、Web上で送信する場合にも保存するなど、内容がわかるようにしておきます。

エントリーシート記入の実践的アドバイス
(1)自己PR
 企業向けの自己紹介はいわば自分という商品のパンフレット作りと同じです。したがって一つのことだけをPRするのではなく、多面的な切り口で考えた自己PR材料をたくさん用意し、それらを組み合わせてアピールすることが大切です。
自己紹介では特別な経験を書く必要はありません。身近なところに自己紹介の材料がたくさんあるはずです。注意深く周囲を見回し、時間をかけて本当の自分を紹介できる材料を探しましょう。

(2)志望動機
 志望動機の作成は、その企業の事業内容、扱う製品や商品の種類と特徴、企業のここ数年の業績、企業の今後の成長性、会社全体の雰囲気やエネルギー、社員の働きぶりや対応などといった具体的材料を探して、これらの中からその企業で働く魅力を考えることが大事です。また、自己紹介のために考えた自分の特徴がその企業に適合しているかどうかの判断も志望動機作成の重要な材料です。

(3)入社後のビジョン
 入社にやってみたい仕事についてもたびたび質問されます。それに答えるためには、入社後にしたい仕事(その企業内での自分の職種)を明瞭にイメージしておくことが大事です。質問の仕方はさまざまですが、どんな場合であっても入社後やりたい仕事のイメージとその理由を明確にできていれば心配ありません。

(4)自由記入欄
 自由に記入してください”という欄が設けられていることもあります。ここには、自己紹介の延長や、あるいは企業の内容をよく理解したうえで入社後の夢など想像を大きく膨らませて書いてもよいでしょう。さらには、もし自分が人に負けない何かを持っていたら強くアピールしてみるのもまたよいでしょう。

各種申請書類

就職活動に伴う授業欠席届について
就職試験でやむをえず授業を欠席する場合は、「就職試験 欠席届・証明書」を授業担当教員へ提出することにより、「授業欠席」が認められることになります。
「授業欠席を認める場合の手続き方法」に基づき、「就職試験 欠席届・証明書」をキャリア就職担当まで提出してください。

就職活動に必要な各種書類について
応募の際に企業から提出を求められるものとして、下記の書類があります。発行される部署や所要日数を確認し、早めに手続きを行ってください。
※ 現在証明書の発行手続き方法について変更を予定しています。最新の情報は■こちらより
確認してください。

書類名 申請部署 発行料(1通) 発行所要日数
履歴書・自己紹介書 各自購入 大学様式
10通124円
-
成績証明書 教学課 100円 即日
卒業見込書 教学課 100円 即日
健康診断書 健康推進室 100円 即日
大学(学部長)
推薦書
キャリア就職担当 無料 2〜3日
主任・就職担当教員
ゼミ担当教員の
推薦書
担当教員 無料 相談
履歴書
就職活動に用いる履歴書は、大学が作成した"大学指定(バブショップにて販売)"のものをお勧めしています。企業が必要とする情報について大学で研究しており、記入項目は全て企業にとって必要な情報で構成されているからです。
履歴書等の書類に記入する際には、
 ①万年筆または水性ボールペン(黒インク)を使用し、丁寧に記入すること。
 ②間違えた場合修正液等は使用せず、はじめから書き直すこと。
 ③履歴書に印鑑の押印欄が設けられている場合は、忘れずに押印すること。
 ④朱肉を付けるタイプの印鑑を使用すること。(シャチハタ印は使用不可。)
 ⑤まっすぐ押されていないものや、欠けているもの、滲んでいるもの等は公式な文書と
して認められない場合があること。
 ⑥履歴書を書き始める前に捺印しておくこと。
に注意しましょう。
各項目についての具体的な注意はTIPS-(キャビネット)に掲載している本学キャリアガイドブックに記載してありますので、
参照し参考にしてください。
自己紹介書
自己紹介書部分は面接時の質問材料となるため、自分はどんな人間か、またどういった分野に強みを発揮できるのかなどを「具体的」且つ「明確」に記入しましょう。
◆授業以外に力を入れたこと
課外活動等を通じ、どれだけ頑張る事が出来たのかということ人間的な成長をアピールするには絶好のチャンスである。
●私のセールスポイント
抽象的な内容を書くことは避け、具体性のある文章を書き、自分の魅力を最大限にアピールしましょう。
健康診断書
本学が定期的に行う健康診断を受診した学生に限り、健康推進室より健康診断書が交付されます。
本健康診断を受診をしなかった場合は、最寄の保健所や公立病院・大学病院・その他の医療機関で受診(有料)して下さい。
一般で受診すると高額になるので、本学の健康診断を受診することをお勧めします。
推薦書
推薦書は"その企業に必ず行く"という意思を示すものであり、提出すると内定後・選考中にかかわらず辞退はできません。企業から提出を求められた際には、この点をよく考えた上で推薦書を提出してください。 また、迷ったり悩んだりすることがあれば、キャリア就職担当に相談に来てください。

筆記試験

採用選考として行われる試験の出題傾向
採用試験の第一の関門となるのが筆記試験・適性試験です。これをクリアしないと、次のステップである面接試験へ臨めないこともあります。
企業側としては大卒としての一定の学力や能力を持っていてほしいという希望から、それを測るための手段としていくつかの種類の筆記試験があります。主なものについて対策を紹介しますが、模擬試験や作文講座に参加したり、問題集などで弱点を補うようにして下さい。

時事問題 国際略語・国内略称についての問題 日本史 室町~近代までの歴史に関する問題
ことわざ・名言 諺や名言についての問題 四字熟語 四字熟語を完成する問題
文学史 日本文学の作品・作者に関する問題 反対語 語句に対する反対語を探す問題
外来語 外来語を日本語訳にする問題 非言語系 計算編(歩合算)に関する問題

SPI試験
1次の選考試験として最も多く導入されているもので、総合適性検査とも言われています。
能力検査(言語能力・数理能力)と性格検査が一緒になっており、受験者の総合的な個性を測るもので、能力検査の対策としては問題に慣れることが大切です。企業によってはWeb上で実施する場合が多いです。

CAB試験
IT業界の選考試験として最も多く導入されているもので、システムエンジニアなどのコンピュ ータ関連職種の適性度を判定するための試験です。
能力適性検査(暗算・法則性・命令表・暗号)と性格検査が一緒になっています。企業によってはWeb上で実施するところもあります。

GAB試験
コンサルティング、シンクタンク、証券、商社等の業界の選考試験として導入されているものです。
SPI試験に相当する能力検査(言語能力・数理能力)と性格検査が一緒になっており、受験者の総合的な個性を測るものです。企業によってはWeb上で実施するところもあります。

一般常識試験
一般常識試験の内容は、
 1.国語・数学・英語・理科・社会などの中学時代に勉強した科目の基本的な学力を測る問題
 2.柱となる時事問題や、文化・芸術・スポーツなどの一般教養に関する問題
 3.必ずと言っていいほど出題される漢字の読み書き、同音異義語、同訓異義語、四字熟語
などです。
また、政治・経済、地理・歴史などの社会常識問題も出題率が高いため、日頃から新聞等を読むよう心掛けましょう。
尚、国際化社会に向けての資質として語学能力を求める傾向があり、英文和訳・和文英訳も出題されています。

論文・作文
一般企業では学生生活や職業観に対するテ-マが中心となります。
字数は原稿用紙1~3枚程度です。起承転結や誤字・脱字に注意して、丁寧に書くことを心掛けてください。

専門試験
技術系の場合は、専門に対する基礎学力を試すため、専門科目の試験が実施される事があります。
専門基礎の教科書で復習をしておきましょう。

能力検査
国語的、数学的能力を測るもので、制限時間内でいかに多くの問題を解けるかがカギです。
誤答率も測定されるため注意が必要です。

性格検査
具体的な質問に、YES/NOもしくは自分の考えに近い選ぶYG性格検査が代表されます。また、内田クレぺリン検査に代表される単純な作業を繰り返し精神面を見る作業法もあります。これは隣り合った数字足してその数字の間に答えの1の位だけの数字を書きます。休憩をはさんで15分ずつ繰り返します。

職業適性検査
適性のある職業を判断する労働省編「一般職業適性検査」や女子一般職で多い事務処理能力検査があります。 内容は間違い探しや名詞の比較検査や、立体・平面の図形判断、同意語や反対語を探す検査です。

総合適性検査
能力検査と性格検査で総合的に個性を評価します。SPI2検査が代表されます。

面接試験

面接の種類
面接の基本は面接官1名に対して学生一人の1対1ですが、一人の学生を多角的に観るために、面接官を2名または3名にする場合も多く見られます。応募者が多い場合は逆に学生が複数になり、2対2や2対3の面接になります。
企業は通常2~4回の面接を行います。
面接試験は< 若手社員 ⇒ 課長クラス ⇒ 部長クラス ⇒ 役員クラス >とステップアップしていくのが通常です。その都度面接官が変わるだけで質問内容は同じという場合も少なくないですが、そういった弊害を避けるために様々な工夫が凝らされています。
グループディスカッションはその一例です。ひとつのテーマに対して複数名の学生に討論させ、ものの考え方やリーダーシップなどをチェックしていく方式です。また、最近ではプレゼンテーションスタイルの面接を導入する企業も出てきました。大勢の面接官の前で、与えられたテーマや自分自身に関しての発表を行うというものです。

◆個人面接

学生が1人で受ける面接形式。 自己PRや志望動機をしっかり伝える。

◆集団面接

複数の学生が一緒に行う面接形式。 受験者を絞り込むときに行われることが多い。

◆グループディスカッション

複数の学生でグループを作り、与えられたテーマについて討論を行う。

◆プレゼンテーション

与えられた課題についての企画を立案し、所定の時間内で発表を行う。

グループ面接で他の人が答えている場合は、どのような態度でいればよいか
話している学生の話をきちんと聞くということは改めて言うまでもありませんが、常軌を逸した大げさな相槌や頷き、笑いは逆効果です。もちろん、ずっと無表情・無反応のまま自分の番を待っているのも、話し手や試験官から見たら常識的で無いと判断されかねません。
相手をよく観察し、重要な話題に触れた時に適切に相槌を打ったり頷いたりするなど、自然体でいることが一番です。

敬語が上手く使えるか不安な場合
面接での失敗例のひとつとして"話し方にばかり気を取られてしまい、考えていたことを半分も話せなかった"ということは、多くの人が抱えたことのある問題だと思います。これを克服するためには「敬語を使うことに慣れる」しかありません。日常生活の中から、友人同士や目上の方と会話をする際には、自分の話し方に気を付けるよう心掛けることが不可欠です。
試験中、多少の言葉のミスは、面接官も考慮してくれる場合がありますし、質問された内容に的確・適切に答えられることが何より重要です。あまり神経質にならず、自信を持って回答しましょう。

OB・OG訪問

在学生によるOB・OG訪問について
学生の就職活動におけるOB・OG訪問は、業界研究や会社研究、職種研究において大変重要であり、進路決定の大きな要因になっています。
連絡を取る際は必ず人事担当部署を通じて連絡を取るよう決まっていますので、相談に来てください。

インターンシップ

概要
インターンシップとは「学生が在学中に、企業等において自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」(引用:文部科学省ホームページ)をいいます。学生の皆さんにとっては、実際の体験を通じた職業理解、将来の方向付け、就職や就職活動に向けた動機付けを図る良い機会となります。
アルバイトとは異なり、"比較的高い難易度の社員業務"の一部を体験・見学できる場合があるため大変苦労しますが、非常に有意義で良い経験を得ることができます。

制度の種類
本学の学生が取り組むインターンシップ制度には次のものがあります。
(1)本学独自のインターンシップ制度「東海JOBーLEAGUE
本学独自のインターンシップ制度として1999年2月に導入。毎年約100名前後の学生を約100社の企業・団体に派遣しています。派遣対象となった学生には事前にマナー講座を開くなど、サポートを行います。
通常、インターンシップは3年次生の夏休みを中心に行われますが、本学は4セメスター生(2年次生)を対象とし、春休みに実施しています。時期が早いと思われるかもしれませんが、少し早めに取り組むことで、「働くこと」や「自分自身の強みや弱み」「自分に合う仕事」などを考え、将来を決める際の準備をじっくりと行うことができます。
(2)本学北海道キャンパス独自のインターンシップ
詳細は札幌キャンパスキャリア就職担当までお問い合わせください。
(3)各団体、企業が実施するインターンシップ制度
各団体や企業でもインターンシップを実施しています。大学のキャリア就職担当の掲示板を見たり、インターネットを利用するなどして、興味のある団体や企業を検索しましょう。
個人でのインターンシップの申し込みは、しっかりと内容を確認した上で行ってください。