特別展『海のウルトラ生物・イカのびっくり博覧会』のご案内

特別展

海のウルトラ生物
イカのびっくり博覧会

*日本財団助成金事業*

イカのびっくり博覧会

これはびっくり
心臓が3つ

 イカはゆっくりと移動する貝と違って、漏斗(ろうと)から水を噴射して泳ぐため、短時間に筋肉へと多量の酸素が必要となります。
 それで、本来の心臓のほかに、エラに血液を急送する2つのエラ心臓があります。心臓はまるで両翼と尾翼についたジャンボ機のように推力をパワーアップさせる原動力です。

 色変わり、スミふき、ウォータージェット推進、瞬間捕獲など、身近なイカには、私たちが知っているようで知らない“超能力”がいっぱい!東海大学海洋科学博物館ではこの夏、イカをテーマにした特別展『海のウルトラ生物・イカのびっくり博覧会』を開催します。

これはびっくり
イカに貝殻

 大きな貝殻をもつオウムガイは生きた化石として知られていますが、じつはイカに近縁の生きものです。ですからイカもオウムガイのように太古の時代には大きな貝殻をもっていたのです。
 スルメの中心にあるフィルム状の透明なものが、昔は貝だった名残りなのです。モンゴウイカのものは石灰質で貝殻のように硬く目立ちます。

 会場に当たる当館二階のマリンサイエンスホールには、色美しいハナイカなどの珍しいイカの飼育展示、全長十メートルの巨大なダイオウイカの実物大模型をはじめ、館独自で開発したイカの「瞬間捕獲」の体験型実験装置、イカ墨を使っての版画体験コーナーなど多彩な企画が登場。来館者は展示物に直接触れるなどしてイカの不思議が楽しく学べるようになっています。

 また、当館で人気の3Dハイビジョンシアターではこの期間中、変幻自在に体の色を変える海のカメレオン・コブシメが頭上に接近遭遇する作品を特別上映します。

「イカのビックリ博覧会」 スペシャルトーク

 期間中にゲスト講演も予定。17日はダイオウイカ研究で知られる窪寺恒己氏(国立科学博物館)が巨大イカの話を、18日は水中写真家の小林安雅氏が「イカの面白写真館」と題して、水中で出会ったイカついて講演してくださいます。
(予約不要、入館者ならどなたでも参加できます。)

8月17日(土) 13:30〜14:30
「巨大イカ ダイオウイカの話」 講師:窪寺 恒己氏(国立科学博物館)
8月18日(日) 13:30〜14:30
「イカの面白写真館」 講師:小林 安雅氏(海中写真家)

特別展『海のウルトラ生物
イカのびっくり博覧会』


■会 期■

2002年7月20日(土)〜9月1日(日)

■会 場■
東海大学海洋科学博物館

このページをご覧の方へ


●お知らせ(What's new)のページに戻る
 ●社会教育センターのホームページに戻る

最終更新日:2002-07-19(金)
〒424-8620
 静岡県清水市三保 2389
  東海大学社会教育センター
     インターネット活用委員会