展示場案内
マリンサイエンスホールはスロープを登った建物の二階にあります。このスロープ(水色に塗られた部分)はマリンサイエンスホールへの導入として使われており、色々な展示がされています。
マリンサイエンスホールは、4つの展示ゾーンに分かれています。最初のゾーンは海に起きる自然現象を展示した「海のすがた」で、海流や波、など皆さんがイメージしやすいテーマを選んで展示しています。
次は「海をしらべる」というコーナーで、どうして海を調べたり研究したりしなければならないのか、どうやって海のことを調べるのか、というテーマで実物の調査機器や調査風景などの映像を使って展示しています。
そして、その結果どういうことが分かったのか、ということが展示されている「海をひらく」に移ります。ここでは海の持つエネルギーや資源について模型や実験装置を使って解説しています。
また、「海をしらべる」のコーナーの終りから「海の生きもの」が始まります。マリンサイエンスホール中央に展示されているピグミーシロナガスクジラの実物骨格標本を中心に、海の生きものに関する展示がされています。
この他に「企画展示室」(ピンクのゾーン)、「マリンインフォメーション(海の情報コーナー)」(緑のゾーン)などを利用して、海に関するいろいろな情報を見ることができるようになっています。隣のメクアリウム内にある3Dハイビジョンシアターでは、とても飼育できないような大きな生物の立体映像がお楽しみいただけます。
また、屋外には博物館の裏庭と前庭に巨大な作業機器があり、その他にも津波のおそろしさをミニチュアであらわした「津波実験水槽」や、波を起こす「波浪水槽」などがあります。